小野神社

香取郡東庄町小南(平成18年3月5日)

 この神社は県民の森の北にある東城小あたりを起点に北に通じる265号線を150mほど北進すると右側に鎮座しています。
 案内によると、御祭神は建速素戔鳴尊で、創建は不詳とのことですが、天安元年(857)文徳天皇の御代、この地は小野郷と称し、里人が悪疫退散の守護神として、尾張国海東郡・津島牛頭天皇宮より分霊を勧請、小南字林作に祠を建てたと伝えられています。後、建久8年(1197)領主・東六郎胤頼公が現在地に社殿造営、遷座し牛頭天皇宮と称したと伝えられています。
 明治の神仏分離霊により、津島神社と改称、建速素戔鳴尊を御祭神とし、同44年、大己貴命ほか5柱を合祀しました。そして大正15年この地の古名を採り、小野神社と改称しました。
 お掃除が行き届いた綺麗な神社で、今でも「天皇様」と呼び親しまれる神社のようです。

神社全景 拝殿
本殿 境内社・淡島神社
この神社はイヌマキ(左)と銀杏の古木が有名なようです