六所大神(ろくしょだいじん)

香取郡多古町北中4 (平成28年4月29日)

東経140度29分41.23秒、北緯35度44分28.95秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
地方道74号線が南中地区で北上する丁字路から北に約800m進み、Y字路を左に取り74号線から外れて約100mで道路左側に鎮座。

震災前に1度来たことがあり、その時は石灯篭も健在だったが、今回は台座だけの無残な姿でした。延喜式内神社の石碑が立っているが、下総地区でこの神社は該当してないので、全く信憑性に欠ける石碑です。六所大神とは「総社伝記」の中の「国府毎に必ず六大神を祀る」が由来と思われる。

御祭神 伊弉諾尊・伊弉册尊・天照皇大神・素盞嗚尊・月讀尊・蛭子命

由緒
第54代仁明天皇の承和年中、物部氏の裔、陸奥鎮守将軍物部匝瑳連熊猪が中村の郷の郷社として創祀された。「総社伝記」に、「人皇第12代景行天皇の朝に国府毎に必ず六大神を祀る」とあり、中村の郷は当時匝瑳の中央に位し、匝瑳連の居所で郡衛の所在地だったところから国府にならって祭祀されたものといわれる。明治43年八幡社を合祀。昭和12年9月3日指定村社となる。現境内には樹齢1000年近い杉の大樹が鬱蒼とし、中村郷の産土神として深く信仰されている。
(以上 神社の広場 神社探検隊より抜粋)

神社入口

御神木 大東亜戦記念碑

由緒書き

大正二年製延喜式内と書かれた社号標 昭和天皇ご成婚を記念して建てられた、
大正十三年製の表忠碑。
手前の石柱に彫られています。
平成21年の参道。震災前なので、石灯篭は健在でした。 平成28年の参道。震災で倒れたのか、無くなってます。

右台座

右台座。石灯篭の台座はどちらも麒麟のレリーフのようです。

御祭神などが南無妙法蓮華経の左右に彫られた石碑 南無妙法蓮華経の左右に五穀豊穣などを
祈念して彫られた石碑

二の鳥居

手水舎と文久元年(1861)製の手水石

御神木

嘉永六年(1853)製の石灯篭

拝殿

向拝

向拝の龍と木鼻の狛犬
拝殿前の岡崎型狛犬
(昭和32年(1957)建立)

本殿


御神木の跡

宇賀神社 神額

寛政九年(1797)製の石灯篭

雄健神社

飯高と書かれた建物。飯高とはここから東に3km程の地名と思われる。