親社大神(おやしろだいじん)

香取郡多古町多古2785 (平成25年8月9日)

東経140度28分28.12秒、北緯35度44分13.93秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
国保多古中央病院から北に約200m、地方道74号線沿いの北側に位置し、右が建築会社で左が肉屋さんの間に鎮座しています。現在下の階段からは立入禁止なので、迂回路を通って上から入ることになります。街中の高台の上に鎮座する、この地域では権現様と呼ばれてる神社です。

由緒
多古城主牛尾能登守胤仲公の霊を祀った社である。社殿の扁額に記された由緒には大要次のように記されている。源氏堀に城を構えた多古城主であったが、慶長17年(1612)3月8日、飯櫃(現芝山町)城主山室飛騨守の攻撃を受け自刃した。霊を慰めるため有志により慶長19年(1614)この地に祀られたとある。なお、社前の鰐口と銭額は後年城山から出土した古銭で造られたと言われている。
(以上 多古町教育委員会による)

参道入口。「多湖古城主平朝臣牛尾能登守胤仲公霊地」の碑。

鳥居と狛犬

神額

入口の江戸流れ。拡大写真はこちら。
尖がった右足が何とも言えません。先が折れたのでしょうか?
(大正6年(1917)丁巳旧2月8日建立)

崩壊した階段。地震かそれとも豪雨が原因か、他の神社でも同様の例が見られました。

鳥居裏側

上から見た階段

覆屋

覆屋正面

向拝

城山から出土した古銭で造られた鰐口。

左の末社

境内入口の江戸流れ。拡大写真はこちら。
(石工 川口廣三郎 大正6年(1917)旧正月25日建立)
嘉永三年の手水石

親社大権現碑 。法華経を十万巻誦んだよいうことでしょうか。

石祠