将門神社

柏市岩井425 (令和5年3月5日)

東経140度02分21.47秒、北緯35度50分57.01秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
手賀沼湖畔の道の駅しょうなんから東南東に1.5km程の位置にあり、隣が龍光院。将門の三女如蔵尼が祀ったのが始まりとされる神社です。コロナ禍前に一度近くの星神社まで来たことがあるのだが、その時は時間に余裕が無かったので立ち寄らなかった。その時の後悔が延々と続いてるので、今回はリベンジを兼ねてやって来ました。

御祭神 平親皇将門

由緒
本殿は安政六(一八五九)年十一月二十七日の再建である。流れ造りの小型の宮殿ではあるが、全体に彫りの深い精巧な彫刻が施されている。基壇の羽目板の部分はかなり古く、近世初期のものと推定され、旧社殿の遺構であることを示唆する。この部分に、”放れ駒”や”片眼の人物像”など、将門伝説に出てくる素朴な彫刻の図柄がみられる。屋根は茅葺きを、近年鉄板で完全に覆装されている。なお、当境内の鹿島神宮は、もと字鹿島所からの合祀である。最近、社殿と鳥居の間には、地区の青年館が新築されて、境内が狭陸となっている。
(「沼南町史」より)境内由緒書きはこちら。

鳥居と岩井青年館

隣の龍光院。四国七十三番札所の龍光院。

満開の桜。右が龍光院で左奥が将門神社。

鳥居建設記念碑

岩井青年館の下が参道。

狛犬

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

寛政十二庚申(1800)年製の石灯篭。

天保二辛卯(1831)年製の左中央部の石灯篭。

手水舎と手水石

御神木と二十三夜供養塔

本殿入口

周辺を三間四方の板玉垣で繞らされ、正面の門をくぐった中に鎮座する。安政六年(1859)建立にして記念の木札七枚を保存す。

本殿と向拝。沼南町史では茅葺を鉄板で完全に覆装と書かれているが、銅板に見える。神社の由緒書にも銅板と書かれている。

神額

木鼻

下の狛犬

左壁の鶴亀高砂

左下狛犬

後壁の放れ馬

後下狛犬

右壁の隻眼の姫君。この面は日当たりが良いからか、劣化が進んでる様だ。

右下狛犬


御神木

咲き始めた桜。寺の敷地にある岩井庚申塔群。 青面金剛
青面金剛。文字だけの青面金剛も多かった。 何故か猿一匹だけ鎮座。