鴨川市天面(平成18年8月5日)
東経140度2分7.38秒、北緯35度5分23.94秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
天面地区からJRの線路を右に見て、トンネル脇から藪道を暫らく登ると滝に突き当たります。ここは行場跡だった所で、雨が降った直後などに修行したと思われる所です。普段は水がチョロチョロの寂しい滝ですが、以前雨の降っている時に見た滝は、激流の凄い滝でした。ここから暫らく登ると石の上に石祠があり、更に登って行くと登山道らしくなり、
右に海が見え、おかしな形の岩などが左に現われたら浅間神社です。最後は少しスリルも有り、低いながらも楽しい山です。登頂に必要な時間は30分程度でしょうか。
この山は富士塚ですので、浅間大菩薩のお使いである猿が狛犬の代わりを勤めています。見た感じとしては今風な表情なので、余り古い猿ではないと感じました。また、社殿裏には立派な磐座らしき岩があり、この岩があったここに神社を建てたと思われます。まさかこの岩を下から運び上げたとは、ちょっと考えられません。
滝の左側の崖下にある神社です。
バイパス状の落ち口の右側に滝がありますが、 殆んど水は流れていませんでした。 下の籠はゴミ取り用でしょうか? |
水の落ち口をもっと左側から見ると、 猿の横顔にそっくりです。 |
御不動様は滝の近くによく見られますね。 | ほぼ中間地点にある石祠です。 ここは岩がゴロゴロとしている所です。 |
社殿
何とも可笑しな表情の小猿です。年代などは調べ忘れたので、また行く機会があったら念入りに見てみたい猿です。
磐座らしき岩で、恐らく海の隆起でこの位置まで押し上げられたと考えられます。
管理人の一言。
他府県人には絶対行けないところです。日本も広いと思います。地図に載っている神社だけでも膨大な数ですが、この神社のように人知れずひそっりと佇んでいる神社もたくさんあるのでしょうか。拡大写真はこちら。