鴨川市平塚1723 (平成23年2月13日)
東経139度58分10.46秒、北緯35度8分1.18秒に鎮座。
この神社は、鴨川市の西北西、長狭平野の西の外れ、大山不動尊の裏山に鎮座しております。
御祭神 日本武尊
由緒沿革
神亀元年(724)大山寺とともに良弁僧正が創建し、初めは大山祇命をまつり大山神社と呼ばれた。その後、源頼朝の信仰厚く水田数町を寄せ、また足利尊氏は祈雨満願によって水田を寄進、社殿及び四〇〇余段の石段を築造した。享和二年(1802)三月十二日落雷のため社殿を焼失、再建された。
天保十一年(1840)に正一位に叙せられ、石尊大権現高蔵神社と敬称す。
明治六年長狭二一か村(大山、吉尾、主基)の郷社となる。
境内由緒書 より
相摸国大山の阿夫利神社も奈良東大寺の別当・良弁の開創と云われています。雨乞いに霊験あらたかな石尊大権現をこの地に勧請したのでしょうか。
一の鳥居。神社の南西400m程の辺りに「多加久良神社」の記載があり、そこに立っています。
鳥居の案内と社号標。地図会社は社号標を見て記載したと思われます。
石仏
大山寺不動堂の裏手にある、高蔵神社参道入口。
参道
石仏。頭部が欠けているのは廃仏毀釈で壊されたのでしょうか。
石碑と塔 | |
参道
観世音菩薩 | 馬頭尊大権現 |
正一位高蔵神社 | 浅間大神 |
石祠 | |
拝殿
向拝の龍
本殿
開山良辨大僧正旧跡
御神木
眼下に見る不動院