大山寺

鴨川市平塚1718 (平成23年2月13日)

東経139度58分11.61秒、北緯35度8分2.39秒に鎮座。

この寺は、鴨川市の西北西、長狭平野の西の外れ、高蔵山中腹に鎮座しております。神亀元年(724)、良弁僧正によって創建されたと伝えられる、この大山寺は、成田山新勝寺 神奈川県伊勢原市の大山寺とともに関東三大不動と称されているようです。

大山寺の沿革と文化財
大山寺は神亀元年(724)に良弁僧正の開基になるとの伝承がありますが、確実な創建年代ははっきりとしません。資料的には、建武五年(1338)の土地の寄進に関する文書が残っていることから、遅くとも、十四世紀前半頃には、大山寺が存在していたことは確実です。
当初は天台宗に属し、仏と神と自然崇拝が結びついた山岳修験の寺としておおいに栄えました。戦国時代には、当地を治めた里見氏・正木氏の庇護を受けました。明治五年(1872)に真言宗に変わりましたが、現在でも大山地区の祭礼では、この大山寺の境内に各地区の神輿が集合するなど、神仏習合の名残りが認められます。・・・・・・・
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本堂

本堂前の江戸流れ。堂々とした素晴らしい狛犬です。拡大写真はこちら。
(年代不明)
波の伊八こと、武志伊八郎信由の波と龍