男金(おがな)神社

鴨川市和泉1639 (平成22年11月28日)

東経140度6分15.52秒、北緯35度7分35.84秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
JR鴨川駅から北に3Kmほど、長閑な田園地帯に飛び出した、男金山の山頂に鎮座しています。

長い階段を覚悟しなければならないが、八匹の狛犬と、三代目「波の伊八」の彫刻を見学出来る神社です。鴨川近辺の神社では、魚や亀の彫り物が多い様で、造形的にも面白い作品が多いですね。

御祭神 天御中主命

由緒
創立年号の詳らかならず。享保二十年(一七三五)十一月再建す。明和五年再造立す。文久二年八月本社更に再建す。本社は妙見社と称したが、明治元年に妙見の称を廃し本称に改めた。
(以上 和泉の沿革より抜粋)

男金山と神社入り口。標高80m程の山頂に男金神社は鎮座しています。

神社入り口

手水石の多い参道

参道入口の狛犬。風化して表情が読めません。

手水石

石灯篭 傾斜地対策

参道途中の岡崎型狛犬

長い階段。何と自己責任で登れと書いてあります。急で角が丸くなった階段なので、自己責任で登って下さいとの事でした。

階段登り口左右の江戸流れ。

左の狛犬の子供のお尻の出来が最高です。可愛く良く出来た尻です。

(文久2年(1862)壬戌卯月吉日建立)

階段途中

階段途中の狛犬。こちらも文久二年らしい狛犬です。

山頂

手水舎と手水石

拝殿

向拝

鳳凰

右木鼻

右亀の持送

左木鼻

左亀の持送

三代目「波の伊八」の彫刻で、波のうねり具合に独特のものを感じます。亀の持送は傑作です。人間風な顔に角の生えた頭は亀には見えませが、甲羅から亀と判断出来ます。

本殿

本殿の木鼻は壁を切り抜いて、無理矢理に作った感もあります。


石祠

鴨川遠望