八幡神社

鴨川市貝渚801 (令和4年5月15日)

東経140度05分37.54秒、北緯35度05分58.65秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
国道128号線の横渚交差点を北西に約500m進むと、道路右側に鳥居が見えます。曲線を基調とした丸い狛犬さんが鎮座する神社です。また手水石の人間顔の亀もユニークです。

御祭神 誉田別命・比売大神・神功皇后

由緒
詳細は明確ではありませんが、明治37年(1904年)の諸社由緒取調べによると、承平元年(931年)豊前国(九州)字佐八幡の分霊を勧請して建立。治承4年(1180年)反平家の兵を挙げ、石橋山の戦いで敗れ安房に逃れた源頼朝が松の苗66本を植樹したとあり、明治36年(1903年)には老松10本余りが天空にそびえていたと伝わりますが、現在は松の大木は見当たりません。元和元年(1615年)再建、延宝5年(1677年)本殿を修復、宝永5年(1708年)11月25日火災により本殿を焼失し2年後に再建。拝殿は昭和41年(1966年)に建立したとあります。現在の拝殿は新しく再建などの時期は分かりませんが、手水舎木材と似ているので平成24年かも知れません。
(以上 鴨川市史 鴨川町のあゆみ)

神社入口

石灯篭 二宮尊徳

境内

狛犬と拝殿

手水舎と文化元年(1804)12月製の手水石

大正癸丑(2年)正月に奉納された再建記念碑。漢字だらけで解読し難いが、明治39年に炎上し、明治40年9月に竣功し43年に完遂したと読み取れる。老松が見当たらないのは明治39年の火災で焼失したからか?

拝殿前の狛犬。鴨川市の狛犬は個性的な狛犬が多いが、ここの狛犬は特に個性的だ。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

向拝

鶴と亀

左右の木鼻

本殿覆屋


御神木。御神木の右が山之神入口です。

山之神入口の狛犬

山之神入口の狛犬。拡大写真はこちら。

明治〇四年十月製らしき狛犬さん。〇は解読不能。

大正三年製山之神

石祠