市川市菅野1-15-2 (平成22年2月19日)
東経139度55分48.2秒、北緯35度43分32.3秒に鎮座。
【神社情報・1948さんより】
境内の梅が少し咲いていました。桜も有りましたので咲いた頃もう一度来ようかなと感じさせる、きれいで静かな所でした。
御祭神:武内宿禰・菅原道真公
當宮の創建は不詳なれど治承四年(1180)源頼朝が安房の国に旗上げの際、この地に白旗を掲げたるをもって白旗と名付けられたと伝えられております。其の後正親町天皇の御代、天正十二年(1584)に御社殿改築の記録を残し、太田道灌によって御造営されたともいわれる古社であります。また、昭和五十九年には、神社本庁振興対策モデル神社の指定を受けるにいたりました。御拝殿に掲げられております社額は、勝海舟揮毫によるものであります。明治十二年の御社殿造営を記念する板絵は、柴田是真作のもので市の重要文化財に指定されております。御祭神の武内宿禰は、大変ご長命な方で、五朝の天子にお仕えされ、尽忠無二、国務を整理された功臣第一と伝えられております。また、後に合祀されました、御祭神菅原道真公は承和十二年(845)京都に誕生され、学徳見識ともに高く、志操堅固な方であり、学問の神として廣く信仰を集めております。
境内由緒書より。原文はこちら。
管理人の一言。
源氏と云えば、八幡大菩薩を連想してしまうのですが、ここは武内宿禰と天神様を祀っています。平家物語に「頼もしきかな、大菩薩真実の心ざし二つなきをや遥かに照覧し給ひけん、雲の中より山鳩三つ飛び来たつて、源氏の白旗の上に翩翻す。」とあります。武内宿禰は応神天皇や神功皇后との関係から八幡宮(八幡社)の摂社や末社で祀られていることが多いのだが・・・・。
神社入り口
神門と社号標
拝殿
天保の狛犬にしては、素朴な感じがします。拡大写真はこちら。
(天保6年(1835)9月建立)
本殿
境内社。古峯神社・浅間宮・白山妙理大権現・小御嶽石尊大権現・稲荷神。
東脇参道
西脇参道
御神木新旧