八坂神社

市原市権現堂16(平成20年3月2日)

東経140度6分45.35秒、北緯35度28分28.42秒に鎮座。

 この神社は養老川左岸近くに鎮座しています。
 未だ若い木々ですが、豊かな鎮守の杜が静かな佇まいを見せ、二つの参道入口には石製の明神鳥居と木製の朱の台輪鳥居が建っています。赤い屋根の拝殿には大きな瓦葺きの向拝が付けられ、重厚な感じがし、本殿は良くは見えませんが大きな檜皮葺き流造の様に見えました(拝殿から覗き見えただけなので、もしかしたら違うかもしれません)。

 権現堂の産土神で、社名から御祭神は素戔嗚尊と思われますが、案内が無く、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

神社遠景
表参道入口 ご神木
境内の様子 末社:天神宮
昭和12年生まれの江戸流れ狛犬
阿は子狛を連れ、吽は玉を持っています。潰れ気味の顔で、口は大きく横に切れ込み、太い眉毛の下には知的な瞳が輝いています。親は角ばったやや堅い彫りですが、子狛はスマートで滑らかな柔らかみのある彫りで造られています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(曽我野石工・高橋七之助 彫刻
昭和12年(1937)12月建立)
拝殿
本殿正面 本殿鞘堂
裏参道入口