市原市深城554(平成18年12月17日)
この神社は24号線・有秋台団地入り口信号から、南東の団地方面に向かい、団地を通り過ぎて尚も直進。館山自動車道の高架を過ぎたら右折し400m程進むと左手に鎮座しています。道路から階段を7段上がるとすぐに素朴な狛犬がお出迎え。鳥居の手前に狛犬が居るというのは、関東では珍しい置き方なのではないでしょうか? 階段の参道を上がると、斜面を削って小さな平地が造られ、境内となっています。拝殿には挙鼻・木鼻ともに龍が彫られ、本殿には小さいながらも素敵な木鼻狛犬が彫られていました。
御祭神:事解之男命、伊弉册命、速玉之男命
由緒:社伝では坂上田村麻呂の末孫・鈴木四郎兵衛が御神体を守護し、紀州からこの地へ来てとどまり勧請したと伝えられています。
神社入口 | 階段の参道 |
天保8年(1837)生まれの狛犬。 所謂江戸尾立ち狛犬で、阿は宝珠を、吽は髷のような二段角を付けています。 前脚が逞しく太く、全体的に丸味を帯びた体つきで、短い顎髭を蓄え、少し奥目の優しそうな狛犬です。 |
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(天保8年(1837)9月建立) | |
拝殿 | 本殿 |
拝殿の鳳凰と挙鼻・龍の彫刻 | |
拝殿木鼻・龍の彫刻 | |
本殿木鼻・狛犬の彫刻(ぶれていてすいません)。とても良い出来の狛犬です。 | |
境内脇の青面金剛像 | |
狛犬の拡大写真はこちらで |