春日神社

市原市松崎859(平成20年3月2日)

東経140度8分30.68秒、北緯35度26分43.91秒に鎮座。

 この神社は養老小学校のすぐ東、松崎公園北に鎮座しています。道路に沿った参道が長く、天保15年(1844)生まれの江戸流れ狛犬がいる、静かで清々しい神社でした。
 松崎の産土神で、写真で見ると拝殿内に由緒が掲げられていたのですが、実際には薄暗くて、参拝当時にはその存在に気づきませんでした。
 ということで、御祭神は武甕槌命、伊波比主命、天児屋根命、比売神と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

神社入口
入口脇の「水揚紀年」碑 参道の様子と靖国鳥居
参道脇の末社群 末社群脇にいた一体だけの先代さん
富士浅間神社、水神 境内から見る参道の様子
天保15年(1844)生まれの江戸流れ狛犬
吽が玉を持つ典型的な江戸流れです。惜しいことに阿の前足と吽の鼻先が欠けています。堂々とした体格で、長い鬣、滑らかな動きの尾の様子、威厳に満ちた顔つきなど、欠損が無ければ逸品の部類にはいるでしょう。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保15年(1844)3月吉日建立)
拝殿
本殿正面
ご神木