鹿島大神宮

市原市武士(平成20年3月2日)

東経140度9分0.14秒、北緯35度27分28.48秒に鎮座。

 この神社は養老川支流の北岸近くに鎮座しています。入口、明神鳥居の額には「鹿島大明神」とありますが、どの地図にも「鹿島大神宮」と記載されていたので、何らかの根拠があっての事と解釈して「鹿島大神宮」という社名をとりました。
 それほど広くはない社地の神社ですが、境内の清掃が行き届き、社殿も手入れされ、数々の境内社、末社が境内に点在する、地域氏子の方々の崇敬の念が感じられる神社でした。

 御祭神:武甕槌神
 境内社・末社:稲荷神社、子安大明神、愛宕山大権現、浅間大神、大天狗
 由緒:茨城県鹿嶋市宮中の鹿島神宮からの分霊勧請と思われますが、案内が無く、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

神社入口
明神鳥居の額には「鹿島大明神」とあります
昭和4年生まれの尾付き狛犬
身体に比べて頭部の大きな、瞳が彫られた、若々しくやんちゃそうな狛犬です。鬣が長く腰にまで届き、尾は中下部では大きく渦を巻き、上部は三本に分かれ背に張り付いています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和4年(1929)10月建立)
拝殿
本殿
境内社:稲荷神社 境内社:子安大明神
稲荷神社社殿内にいらっしゃる、仲の良いお狐様
末社:大明神 愛宕山大権現
ご神木と末社 青面金剛
末社:大天狗 庚申塔
末社:浅間大神