市原市勝間387(平成20年3月2日)
東経140度10分18.51秒、北緯35度28分14.03秒に鎮座。
この神社は市原市中部、うぐいすラインと292号線がの交差する地点から約200m程北上した、うぐいすラインの右側に鎮座しています。
朱の両部鳥居を潜ると参道は石段となり、 この石段は途中で90度左に曲がってから、尚も上がります。やっとの思いで境内に行き着くと、手前には天保2年(1831)生まれの江戸流れ狛犬、その奥に日枝神社の眷属である未だ新しいお猿さんが建立されています。社殿は、拝殿も透かし塀も本殿も全て最近手入れされたような綺麗な朱で塗られ、氏子さん達の崇敬の心が伝わってきました。又、境内右手には、やや体を傾けた様に傾斜した感じでシイの巨木が聳えており、この社の歴史の重みを体現しているように感じました。
御祭神:大山咋神
境内社・末社:子安神社、浅間神社
由緒:旧村社で勝間の産土神ですが、案内が無く、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。
神社入口 | 社号標 「村社 日枝神社」 |
石段の参道。 この後、石段は90度左に曲がって 尚も上がります。 |
境内への最後の石段 もう一踏ん張りです。 |
境内手前にいる天保2年(1831)生まれの江戸流れ狛犬 毛の流れが滑らかで、爪の先まで神経の行き届いた良い造りの狛犬ですが、阿の顔面が欠損しているのが残念です。穏やかな顔つきで、鬣や尾が渦を巻いたり色々な方向に流れ、変化に富んでいます。 狛犬の拡大写真はこちらで |
|
(天保2年(1831)?月吉日建立) |
日枝神社の眷属・猿 顔面が赤い石で造られ、本物のように造られています。 |
|
拝殿 |
本殿 |
境内社:子安大明神 | |
浅間大神 | ご神木・シイの巨木 |