八幡神社

市原市磯ヶ谷1498(平成20年3月2日)

東経140度8分16.32秒、北緯35度27分6.16秒に鎮座。

 この神社は小湊鉄道・上総山田駅の東約800mに鎮座しています。入口から参道周囲には木々が生い茂り、社殿が真新しく荘厳な、境内の広々とした神社でした。その広い境内には境内社・末社などが点在し、境内社・天満宮には明治24年生まれの江戸流れ狛犬がいました。又、社殿奥には沢山の神輿が収納されていると思われる、大きな神輿庫が建っています。

 御祭神:誉田別命・息長足姫命・玉依姫命・火産霊命・水速女之命・大山咋命
 境内社:天満宮、八坂神社、浅間神社、正八幡宮、日枝神社
 由緒:この社は白鳳2年(647)に創建されたと言われ、地区の氏神として連綿と鎮斎されてきました。
 中古、徳川氏の崇敬篤く、又諸藩士の寄進も相継ぎ、その時代ごとに修理増改築が行われ、明治初年村社に列格、幣帛供進指定を受けました。
 先の社殿は明和年間(1764〜1772)に造営され、本殿は極彩色、弊殿には格天井絵、拝殿には絵馬等の数々の文化遺産が有りましたが、平成9年不審火により焼失、平成14年に再建されました。

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社号標「磯ヶ谷八幡神社」 神社入口
参道の様子と拝殿正面
平成14年再建の社殿、側面から
現代において、良くこれだけの社殿を造営できたものと、感服いたしました。
境内社:天満宮入り口
社号標 天満宮社殿
天満宮をお護りしている明治24年生まれの江戸流れ狛犬
一寸潰れた横広顔ですが、眼孔鋭く若々しく、又、知的な感じがする良い狛犬です。鬣は長く波打ちながら腰まで届き、尾は元から左右に分かれ流れています。
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(石工・五井町 根本吉五郎 明治24年(1891)辛卯8月建立)
境内社:八坂神社
境内社:木花咲耶姫神、浅間大神
境内社:正八幡宮
境内社 境内社:日枝神社他
日枝神社脇の仏像二体
青面金剛 聖徳太子