大宮神社

いすみ市岬町岩熊 (平成21年3月15)

東経140度20分12.47秒、北緯35度19分49.10秒に鎮座。

この神社は、85号、茂原夷隅線、岩熊交差点を東へ100m程行くと、左手に大きな公孫樹が二本並んで立っています。そこが参道入り口で、そこから若干登った所に鎮座しております。今日は氏子の方々が拝殿に集まっているようです。参道には自転車やバイク、境内は軽自動車が並んでいます。

御祭神 大宮神社(大己貴命) 熊野神社(久須毘命)
 大宮神社の鎮座する岩熊の地はかつては夷隅郡千町庄に属しており、上古には天穂日命の後裔が伊甚国造(いじみのくにのみやつこ)として現在のいすみ市国府台を中心としてその四方を治めていた。
 持統天皇の御代(687年頃)、天武天皇の弟にあたる市親王の姫が大和国市郡より上総伊甚郡千町庄、現在のいすみ市小に移り住み(小神社の北に姫塚あり)、その家臣の小氏なる一族が岩熊字上谷に居住した。小氏は産土神としていた大神神社(奈良県桜井市三輪鎮座 旧官幣大社)をこの地に大宮神社と称して祀り尊崇した。
 岩熊区にはかつて熊野神社が存在していたが、氏子が両社に分かれていたのを憂い、宝暦二年(1752)に熊野神社を大宮神社に合祀し、岩熊区の氏神様として現在に至る。現在の本殿は宝暦四年建立と伝える。
境内由緒書より。原文はこちら。

神社入り口

参道の鳥居

参道左右の江戸流れ。台座に昭和14年の文字が見えるのですが、謎?。どう見ても昭和14年には見えません。拡大写真はこちら。

(昭和14年(1939)7月15日建立)

参道

境内入り口左右、獅子山の狛犬。拡大写真はこちら。

社殿

本殿後方の崖より湧き出る泉

石階碑等

出羽三山碑等