笠神(かさがみ)

印西市笠神797 (令和6年5月6日)

東経140度12分31.41秒、北緯35度48分55.17秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
県道291号線沿いの笠神地区にある印西市役所支所から北東に直線距離で400m程の位置に鎮座。

笠神様と呼ばれる神社で、狛犬さんは居ませんが、慶應年間の庚申塔と青面金剛が非常に多い神社です。何故この時代に集中的に造立されたのか不思議ですね。壊れた物も含めると、百基あるそうです。多分最初から百基造るのが目標だったのかも?嘸かし石工は儲かった事でしょうね。この辺りの地名が笠神なので、そのまま笠神社となったらしい。

御祭神 下照姫命

由緒
笠神社の創建年代等は不詳ながら、大国主神と多紀理毘売命の娘下照姫命を祭神としています。当地の小名が「字笠神前」とあることから、当社が地名発祥の社とも思われ、また大量の庚申塔が保存されていますが、明治維新後の社格制定に際しては無格社とされていました。

鳥居

右側の庚申塔など

慶應三卯年(1867)の庚申塔。

慶應三卯年(1867)十一月の青面金剛。

慶應元年(1865)と慶應二寅年(1866)九月の庚申塔

青面金剛

右は享保七年(1722)の青面金剛と手前は船戸 根子谷講中奉納の青面金剛。

青面金剛。邪鬼の表情も異なり手が込んでる。

青面金剛

伊勢琴平参拝記念碑など

手水石

御神木

拝殿

本殿覆屋


不明の建物。この神社には境内社が三社あり、大きさ(幅二間)から判断すると一番大きいので琴平神社かな?

不明の建物の裏に付属してる末社。建物から直接お参り出来る構造になってるらしい。

何方が疱瘡神社で青麻神社なのか分からない。

石塔。パーツの欠損した五輪塔らしい。