印旛郡酒々井町酒々井127 (令和?年?月?日)
東経140度16分06.99秒、北緯35度43分22.07秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
総武線酒々井駅西口から西に440m進んだら左折し、宗吾酒々井線を1.1km南下したら津田屋酒店の角を右に曲がり80m程進めば目の前が山門です。
江戸時代初期に江戸の仏師によって造像された不動明王坐像が鎮座する不動堂です。また山門の仁王像の足元に狛犬が鎮座する珍しい不動堂です。
本尊 不動明王
宗派 真言宗智山派
由緒
勝蔵院は、酒々井の不動様として江戸時代から酒々井宿の中心として繁昌したと伝えられています。本尊は不動明王です。本佐倉字五良にあった古刹、文殊寺の下寺でしたが天保時代に文殊寺が廃寺となり現在は真言宗吉祥寺末の無住寺となっています。元禄年中、佐倉城主・戸田山城守の夫人が難病にかかり困っているとき、酒々井の不動尊に祈願すれば癒るという霊夢によって現在の中央台三丁目付近にあった不動堂を現在地に移して17日になったところたちまち平癒しました。よって山城守が帰依して不動尊を建立寄進したとあります。
(以上 まるごとe千葉より抜粋)
山門
仁王像と狛犬
山門内の狛犬。拡大写真はこちら。
(天保5年(1834)甲午8月建立)狛犬を安置した当時からずっとこの位置だったのかな?汚れや劣化を感じない狛犬さんです。
力石
境内。イチョウの多い境内なので、秋は掃除が大変だ。
参道
石灯篭。奉納不動明王と読める石灯篭。
石仏群
イチョウ
最初の一文字が読めません。西国三十三度供養塔かな? 文政十二年(1829)巳丑。
大師堂
石碑と石仏
形は供養塔に似ているのだが、年代は宝暦六年(1756)らしい。下に大檀主女上愛下敬と彫られているらしい。
狛犬と本堂
本堂前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
本堂。本堂は宝形造りで。元禄十二年(1699)の棟札があり構架の手法。元禄年間に改築と観られる。
天保十三年(1842)寅八月吉祥日製石灯篭
向拝
扁額。處寶山と読むらしい。
左右の木鼻
これも読み難いのだが、不動明王かな?