富津市八幡143(平成17年3月5日)
この神社は内房線・佐貫町駅から南東に1km位R256を行った所に鎮座しています。社伝によると創建は元正天皇 養老年中(717-723)と伝わり、御祭神は誉田別尊です。「関東の三鶴」として、この近くでは市原市の鶴峰八幡宮が有名なようですが、此処富津の八幡宮も由緒、境内の様子、社殿の造り、祭礼など、引けをとらない神社だと思います。私にとって何よりも大事な狛犬さんも3対も居て、それぞれが個性的でこれで相当点が上がりました。
神社入口、銅の八幡鳥居が良い味出しています。
参道の階段途中に狛犬が3対。
昭和の狛犬としては手掘りで面白い。特に尻尾の立ち方が変っている。
(昭和34年9月15日建立)
石工名は分りませんが完璧に江戸前の狛犬です。阿吽とも子取り。
東京に置いても名品にはいるのでは無いでしょうか?
(天保8年(1837)3月吉日建立)
これは伏せ耳で口蓋が厚く筋骨隆々、ドッシリと素朴な狛犬です。
(文化2年(1805)8月建立)
この神社は社殿が全て朱に塗られています。
立派な拝殿 |
拝殿横から本殿を臨む |
境内社 |
片隅に庚申塔と共に玄武に乗った祠が |
灯籠に余り上出来とは言えない狛犬のレリーフが |
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