富津市前久保(平成19年2月4日)
この神社はR159号、君津大貫線の本郷区集会所を南に入って行くとどん詰まりが弁天堰と云う恐らく灌漑用の池が有ります。その中に浮かぶ小島に鎮座しております。古代インドの水の神サラスヴァーティーのサラスは「水」を意味し、もともとは西北インドにあった大河の名前を指していたようです。日本に来てもやはり水辺に祀られる事が殆どで、この池が涸れることの無いよう大切に護られて来たものと思われます。
左右の獅子山にいる、小ぶりの狛犬がしっかり入口を護っています。
建立は不明。
二の鳥居越に見る境内。平成の狛犬が入口に控えています。
昭和5年のお生まれ乍ら、若干剥離やひびがあります。砂岩質でもろいのでしょうか。
社殿
池を覗くと、紙が浮いています。般若心経です。写経してこの池に沈めるのでしょうか。