御滝不動尊

船橋市金杉6-25-1 (令和6年7月6日)

東経140度01分18.73秒、北緯35度44分12.07秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
新京成線滝不動駅から西北西に約800mの位置に鎮座。御瀧公園と御瀧中の間に挟まれています。

御瀧山金蔵寺(おたきさん こんぞうじ)は千葉県船橋市金杉にある真言宗豊山派の寺院で、御瀧不動尊(おたきふどうそん)と呼ばれています。吉橋大師八十八ヶ所巡りの第58番目札所でもあります。

不動明王(ふどう・みょうおう)は、密教の仏尊の一つで、大日如来の化身とされ、衆生を悟りに導く役目を担いお不動さまとして親しまれています。この日も猛暑で駅から歩き出した途端に大汗で難行苦行になってしまった。狛犬の撮影に没頭し過ぎて本堂と大師堂の撮影をするのを忘れてしまい大失敗。

由緒 創建は1423年(応永30年)です。
現在の境内付近は夜も明るくなるほど輝き付近の村人を恐れさせていました。応永30年(1423年)正月に、越後国から常陸国の守護大名佐竹義仁に招かれ、通りかかった能勝阿闍梨がこれをあやしく思い、二十一日間の護摩を修すると、ある夜、夢に円仁(平安時代初期の天台宗の僧、最澄の弟子)があらわれ、自身が心をこめて刻んだ不動尊がこの地に埋まっているとのお告げを受けました。早速、金杉の村人の協力を得てその場所を掘ると円仁作を記した木造があらわれました。その掘った跡から水が湧き出し、滝となったといいます。そのことがきっかけとなり、御瀧信仰が起こり、小堂をたて木像が安置され、今に続いています。
(以上 御瀧山金蔵寺御滝不動尊ホームページより抜粋)

山号 御瀧山
宗派 真言宗豊山派

東門

表門。昭和48年に境内の杉古木を用材として使用し改築建立した表門。

天明元年丑(1781)吉日の不動明王。金杉村は御瀧不動尊の西側辺り一帯の地域。

四国八十八ヶ所巡りのお大師様が点在している参道。

昭和九年、参道のお大師様。

弁天池

弁天堂

昭和十二年建立の不動明王碑。総じてこの年代の石碑が非常に多い。

仁王門。約200年前の建立と言われています。

扁額

七福神も描かれている天井絵。

水行場。御瀧不動尊の名の由来であり修行の場と言われてますが、海老川源流でもあります。

不動明王像など

水行を終えた狛鵜かな?

八端神社碑など

お大師様

水子供養場前広場

境内では余り見掛けない明治十二年製の石灯篭。昭和十二年製の石碑が多く、十二年に拘りがあるらしい。

水子供養場

平成30年4月、約9年の歳月をかけて、船橋初の三重宝塔が御瀧の森にそびえた。

十三重石塔など

鳥居。参道に並ぶ石碑は行者の碑。

清心源行者の碑 昭和十一年八月建立の石碑。
この年代でかなり古い部類の石碑でした。

稲荷と石碑など

荒真覚霊神。良く分からないのだが、御岳山信仰と関係あるらしく滝行とも関係が深いらしい。

稲荷内部。お寺と言えばやはり稲荷でした。松戸の本土寺も稲荷でしたね。

清心行者の碑。本日の目玉だった狛犬さん。清心行者の守り神かな?狛犬の年代石工など不明。後ろに彫られていたのかも?

狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

馬頭観音像など

観音堂。先祖の供養塔として、大本山奈良県長谷寺の十一面観世音を写し本尊としています。

天水桶

手水舎と手水石

不動明王像

御瀧型灯篭。大地震でも倒れそうにない石灯篭。昭和十年一月十六日に東京の方が奉納したらしい。

本堂扁額