銚子市柴崎町1(平成18年3月4日)
この神社は銚子市内から356号線で西に向かい、柴崎町の信号を過ぎると左手に鎮座しています。
一の鳥居から境内まで300mもある大きな神社で、江戸時代には総社八幡宮と呼ばれていました。案内によると、御祭神は誉田別命、大帯姫命、比賣神三神の五柱で、社伝によると大同2年(807)豊前(福岡県)の宇佐八幡を勧請して創建されました。そして源頼朝が鎌倉に幕府を開いたときに現在地に遷座されました。現本殿は天和3年(1683)に建立された三間社流造り。中世には千葉、海上、東氏などの諸武将から崇敬され、徳川家康からのご朱印状も現存しています。昔は9月の例大祭(旧8月15日)に流鏑馬が行われていたようですが現在は行われていないようです。
ここは大きな神社にありがちな商業主義のけばけばしさや威圧感が無く落ち着いた雰囲気で、私が写真を撮っている間、夫は境内にて、しばしまったりとした時間を過ごしていたようです。