都波岐神社

銚子市高神西町(平成18年3月4日)

 この神社は銚子駅の南東、高神西町の高神坂上バス停傍に鎮座しています。
 極小規模の神社ですが、社殿脇の彫刻や江戸時代に建立された二対の狛犬、驚くことに個人が奉納した境内を取り巻くように並べられた百基の庚申塔など見所が沢山の神社でした。
 けれど案内が無く由緒などはわかりません。同名社としては三重県鈴鹿市一ノ宮町の都波岐神社(御祭神・猿田彦大神)が有名ですが、ここも猿田彦大神をお祀りしているのでしょうか?

神社入り口 境内脇の文字碑
階段途中の文政5年(1822)生まれの狛犬。
空を仰ぎながらおしゃべりしたり、笑ったりしているように見えます。渦巻き状の顎髭が独創的です。
(文政5年(1822)3月吉日建立)
境内入口の眼鏡狛犬。
眼の周りが縁取りされてまるで眼鏡を架けているように見えます。顔や体つきはお猿系です。
(慶応3年(1867)11月吉日建立)
彫刻の拝殿 脇にもレリーフが施されています。奥に本殿。
江戸時代、加瀬傳助さんという方が一念発起して、百基の庚申塔を奉納したようです。
青面金剛像?