春日神社

銚子市春日町(平成18年3月4日)

 この神社は銚子電鉄・銚子駅から北に向かい、駅前の信号で左折、大橋南で左折し126号線に入り、春日町の信号が過ぎたら右の道にはいると、150mほどで右側に鎮座しています。
 息が切れる直登の階段を登った境内には、春日神社の社殿と、その右に八幡神社の石の祠、境内右手奥に進むとその左奥に浅間神社の石の祠が仲良く並んでいました。
 案内によると、春日神社は文治年間(1185〜1189)、奈良の春日大社から奉還されました。御祭神は天児屋根命、武甕槌命、経津主命。八幡神社は天正5年(1577)に造立され、昭和31年春日町より合祀されました。浅間神社は木花咲耶比賣が御祭神です。
 豊かな杜に囲まれた、明るく静かで、のんびりと日向ぼっこでもしていたいと思わせる境内には、合計3対の江戸狛犬が居て階段登りのつらさを忘れさせてくれました。

社号標 神社入り口入口
春日神社社殿 浅間神社
昭和4年生まれの江戸狛犬。眼が細くおっとりとした感じの太め狛犬です。
のんびりと日向ぼっこをしながら、眠そうに語らっている感じがしました。
(昭和4年4月建立)
天保15年(1844)生まれの細面の狛犬。
阿吽共に顔が欠けてしまいました。ドッシリと落ち着いた良い狛犬なので残念です。
(天保15年(1844)12月吉日建立)
八幡神社
大正11年生まれの八幡神社前の狛犬。
この神社の狛犬の中では一番若々しく元気そうで、チョットやんちゃな感じがしました。
身体の模様も未だ良く残っています。
(大正11年旧9月建立)