西宮神社

銚子市長崎町10794-7 (平成22年4月18日)

東経140度51分56.90秒、北緯35度41分31.75秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
銚子電鉄、外川駅の踏切より南東(県道254側)へ700m程の所にあります。

ここの狛犬は潮風に当たる面と反対側ではまるで違います。潮風のすごさが感じ取られます。神社の前の景色はすばらしいです。

御祭神:事代主命
長崎町西宮神社は、渡海神社所蔵の古文書によると、享保八年正月二十日、長崎西宮大神宮が遷宮したという記録がある。銚子風土記によると延宝五年(1677)十月九日夜四ツ、大津波が一帯を襲い、外川長崎の漁船や民家に大損害を与え家畜も多数死んだ。その際に、当社も損害を受けたとあり、1677以前から鎮座していた。また文献によると慶安三年(1650)西宮では綿作りが盛んで、肥料として干鰯が大量に必要とされ、鰯を求めて西宮漁民は房総・銚子へと進出し、長崎の地にて故郷を偲んで西宮神社を建立したという。
境内由緒書抜粋。原文はこちら。

管理人の一言。
正月の雑煮に入れる餅だが、関東は切り餅。しかし房総半島は丸餅だと云う。房総へとやって来た西宮漁民が持ち込んだと思われます。

銚子電鉄終点の外川駅。ぬれ煎餅で有名なローカル線です。

神社入口と前

鳥居

社殿と狛犬

伊豆半島にも在りました。潮風で溶かされてゆく狛犬が。潮風の凄まじさを感じさせます。拡大写真はこちら。

潮風や、津波等、この石の社殿は一体何代目なのでしょうか。

石祠

社殿前の風景

犬吠埼灯台