黒生(くろはえ)大神宮

銚子市黒生町 (平成23年7月18日)

東経140度52分9.64秒、北緯35度43分33.99秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
海岸沿いの「活魚料理一山いけす」から西に100mの位置です。現在でも成田、印西、白井市などではこの時期になると大きな木製の太刀を担いで練り歩き、悪魔祓いをする行事「御太刀祭り」をここ銚子でも行っているとのことで、早速見に行ってきました。太刀はリニューアルされていて、更に祭りは笛や太鼓で盛り上がり、子供の参加も多く想像以上に賑やかな祭りでした。

御祭神 天照大御神

由緒
由緒書きは有りましたが、殆んど消えていて解読不能でした。詳しくは、下記ホームページ「すきっちょ くるっちょ」を参孝に

黒生町には、海岸を見下ろす高台に黒生大神宮という神社があります。江戸時代中期の宝永年間(1704年〜11年)、この地に紀州(現在の和歌山県)の北川治郎右衛門が移住して湊を開発しましたが、その際、伊勢皇大神宮<いせこうたいじんぐう>(伊勢神宮皇大神宮(内宮<ないくう>)・祭神は、天照坐皇大御神<あまてらしますすめおおみかみ>(天照大御神)・三重県伊勢市)を勧請<かんじょう>して祀りました。1915年(大正4)には石宮を造営し、1929年(昭和4)に木造の御宮を新築しました。その後、60余年へ経て老朽化が激しくなった為、1992年(平成2)に、現在の御宮を再建しました。
(以上 すきっちょ くるっちょ より一部抜粋)

神社入り口

入り口左側の石碑等

祭りの幟

一の鳥居

神額 石灯篭

二の鳥居

末社 階段途中の石祠

三の鳥居

神池

不動明王? 手水舎
獅子山風の台座に乗る狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)5月建立)

玉垣記念碑

平成十六年製の御太刀

御太刀と拝殿。御太刀は想像していた物とは異なり、平成16年製の新しい太刀でした。古い御太刀は「すきっちょ くるっちょ」によると、和田不動尊へ上がる階段右手の斜面安置されているそうです。

拝殿

神主。最後に神主が唸り声を上げて御太刀に魂を入れてるのでしょうか、それとも邪気を払っているのでしょうか、良く分からない行動をとっていました。

お囃子

階段を下る太刀。階段を下れば子供の登場です。

祭りの太鼓

太刀の引き回し。御太刀を担ぐ子供の年齢性別制限は無いようでした。

先頭。先頭は潮鼓會による笛や太鼓で大漁節を演奏しながら軽快に進みます。

海に向かう太刀

海水をかけます。途中例年なら御太刀を海に浸けるのだが、今年は震災の影響でバケツで海水をかけました。

更に進む太刀

休憩前。「活魚料理一山いけす」前で一暴れした後、一旦休憩です。