阿弥陀院

銚子市垣根町1丁目338-1 (令和6年9月29日)

東経140度47分45.02秒、北緯35度44分38.05秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
総武本線松岸駅から北北西に直線距離で約900mの位置にあり、隣に海上小学校があります。正式名称は長者山阿弥陀院根本寺。神社が混在したお寺です。

宗派 真言宗智山派

由緒
今より千七十余年前(天暦之年947)当地に民部色にて根本右兵衛義貞なる長者あり延命姫と云れる一女ありて遊学中の地学者安倍晴明に失恋し小浜の海に通蓮洞より投身す。この為、海は大荒れ不漁の続く中、姫の遺品と思われる歯櫛川口浦に漂着す。土地の人これを懇ろに供養すればさしもの荒天も治る。後に歯櫛明神(白紙明神)今の川口明神に至る。一方、父義貞ら娘を不憫に想い草庵を建立し本尊阿弥陀如来と仁王尊を祀りて供養せり。そのご利益が四方に広がり現代に至る。
(以上 阿弥陀院ホームページ 仁王尊略縁起より抜粋)

長者山仁王尊入口。右の門柱に長者山、左に仁王尊。

不明の建物

庚申塚とする説があるが、庚申塔には見えない。一番左は如意輪観音かな?

子安観音

参道

手水舎

仁王門

扁額と山門左右。足の病気が治るのか、それとも早く歩ける様になるのかな?

狛犬と本堂

本堂前の狛犬。凹凸の少ない滑っとした感じの多い、お寺の狛犬さんだ。拡大写真はこちら。

(昭和29年(1954)12月1日建立) 関西、四国、九州、出雲参拝記念の狛犬さん。
石工は松岸町の三峯神社の狐と同じ金尾さんだ。御近所の石材屋(金尾石材工業)さんに頼んだ様です。

向拝 下利根第九番

東京市本所区の東京巡礼会の方が奉納した看板。明治11年〜昭和22年の間らしい。本所区は現在の墨田区辺り。

明治参拾七年一月上院らしき扁額。と木鼻

彼岸花

右からの本堂


何故か隣に神社があるのだが、移転して来たらしい。

稲荷

狐と石宮

不明の神社

石祠

右壁には天保五年(1834)午六月と彫られた石祠。左壁には昭和二十六年五月に移転と彫られている。

大金持ちの根本右兵衛義貞の長者屋敷に一時安部晴明が逃げ込んだと云われている屋敷跡の碑。延命姫供養塔もありました。

イチョウ