甲大神(カブトオオカミ)

千葉市稲毛区宮野木町1474 (平成22年6月6日)

東経140度6分23.55秒、北緯35度39分3.93秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
JR稲毛駅より、京成バス「さつきが丘団地」ゆき「五反田」下車約5分の所にあります。

御祭神 大穴貴命・菅原道眞公・猿田彦命・倉稲魂命・大山祇命・月讀命・他2柱

御由緒
大穴貴命を主祭神として7柱の大神を相殿鎮斎されている。創立年代は不詳だが、往古よりこの地を開拓した人々が農業・商工業の守護を願って御神殿を造り、祭神をお祀りしたのが始まりとされている。江戸時代以前より各集落にまつられていた神々を、明治の終わりに甲大神に合祀奉還、昭和18年に社殿を造営して以来現在に至っている。
千葉県神社庁公式サイトより。

神社入口

拝殿

拝殿前の狛犬。おでこで愛嬌のある狛犬です。拡大写真はこちら。

(昭和18年(1943)10月吉日建立)

子安大明神

石祠(三峯神社等)

石尊大神等

石祠や石仏

石仏

出羽三山碑

未だ小さな御神木

その訳は・・・・・

甲大神御神木伐採事件(2006年12月)
伐採されたのは、いずれも市の保存樹木に指定されているクスの木とシイの木、さらに神が宿るとされ信仰対象となっていたオガタマの木(樹齢300年近い)など、計約20本の樹木。

伐採した住宅販売業者では、「宅地開発を予定している林の樹木を伐採する際、住宅の日当たりに影響する神社の木も伐採してかまわないと」。

神社側は「枝を払うだけ」が、きれいさっぱり伐採されて空き地になってしまった。ちなみにこの神社を管理しているのは検見川神社です。

伐採跡

管理人の一言。
何処かで聞いた話ですが、境内の御神木が倒れると危険だという理由で伐採されると云う。御神木は遙か昔よりその地に生え、人間はその後、最近になって移り住んだ筈なのに・・・・・。ここも日当たりが良い方が高く売れると、住宅販売業者は思ったのでしょう。