千葉市花見川区武石町1 (平成29年4月20日)
東経140度04分09.14秒、北緯35度39分46.07秒に鎮座。
【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
京葉道路武石インターから南東に約600m、千葉西税部署からなら東に約350mの花見川の西岸に鎮座。
由緒
真蔵院は大同元年(806)開基と伝え、元禄年間(1688〜1704)に観海上人により中興開山されました。本尊は千葉介常胤三男・武石三郎胤盛が母の菩提を弔うために祀ったと伝える柳地蔵菩薩です。波切不動堂は胤盛の守り本尊一寸八分の不動尊を曽孫・新左衛門長胤が正元元年(1259)に祀ったと伝え、武石、幕張、検見川の船頭衆など人々の信仰は厚く、毎年8月には不動祭で賑わいました。その他、胤盛と天女との羽衣伝説の碑や村人の心を伝える子安観音石仏群、安永年中、村人に甘藷栽培の良法を伝授し増産した薩州遁士織田玄林の妻子の墓などが昔日の面影を残しています。
( 以上 武石の真蔵院案内板より一部抜粋)
真蔵院入口
寺標 | 地蔵菩薩 |
四国八十八カ所第三十五番 | |
西国八十八カ所とは文政八年(1825)に開創された千葉寺八十八カ所の事らしく、三十五番が真蔵院となってるので間違え無さそう。 | |
本堂
高さ3.31mの武蔵型板碑(千葉市文化財)は永仁2年(1294)秋彼岸、母の菩提を供養する為に建立されたもので千葉県で3番目に古い板碑です。
鐘楼
真蔵院の向って左側にある波切不動尊
新しい石仏 | 水子地蔵尊 |
手水舎
伝説の池?。この池にも天女が舞い降りたとする説がある。
狛犬と不動堂
石灯篭(享保三年戌十月二十八日 武石村施主) | |
狛犬とお堂
お堂前の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(天保13年(1842)壬寅11月吉日建立) |
蟇股の狐
左右の木鼻 | |
龍の彫り物
子安観世音
元禄から明治時代に掛けての子安観世音と十九夜塔
砲弾型の無縫塔と五輪塔
無縫塔など
五輪塔
羽衣神社。雲が紫色になり、二人の天女が舞い降り美人だったそうだ。また、七人産んだ後羽衣が汚れ破れ水で洗浄したとも読み取れる。
石盤世話人に二人の小川の名前が彫られているが、明治十一年(1878)から考えると狛犬の施主の親族かな?
御神木
稲倉魂命石碑
羽衣神社裏の墓地で、江戸時代の墓石や石仏が多く見られます。