諏訪神社

千葉市中央区浜野町445 (平成19年8月12日、同21年9月19日再訪)

東経140度8分9.66秒、北緯35度33分13.65秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
塩田天満宮の鎮座する中央区塩田町の隣(南側)の浜野町に鎮座するのがこの諏訪神社ですが、この神社は本道から全然見えないのと、案内板の位置が悪いので、気が付かない方も多いと思われます。

由緒
諏訪神社の由来は、社伝によると室町時代後期の大永元年(1521)に上総国市原郡養老庄の領主村上周防守義清が、信濃国の上・下諏訪神社を領内に勧請しようと重臣、神官を遣わし、神璽・神鏡などを奉じての帰途浜村(今の浜野町)に宿泊したとき、村人がこれを奇縁としてこの神を勧請し、祀ったのに始まるという。祭神は建御名方命で武神、風雷の神とされる。
創建当初の社殿は不明であるが、江戸時代の中期元禄13年(1700)奉納の石鳥居があり、延享4年(1747)社殿新造遷宮、寛政2年(1790)本殿拝殿修造、天保11年(1840)本殿拝殿修造など何度も行なわれたことが記銘から知られる。かつては境内は松が鬱蒼と茂っていたというが、明治16年(1883)8月の落雷で社殿とともに焼失した。現在の社殿はその後数次に渡り再建されたものである。
宝暦5年(1755)の「浜野村澪絵図」には諏訪大明神として描かれており、当時の様子がうかがい知られます。
(以上 千葉市教育委員会 案内板による)

参道入り口の案内板

神社入り口

手水舎 明治二十四年製鳥居

参道と拝殿

拝殿前の江戸流れ。拡大写真はこちら。

台座だけ新しい狛犬で、狛犬の年代は不明だそうですが、間違いなく江戸。1800年代後半かと思われます。

(平成5年(1993)10月吉祥日台座建立)

右は鼻が上向きで、左は鼻が下向きの象の木鼻です。

神額と本殿

末社

御神木

力石か? 社務所