浮島神社

安房郡鋸南町勝山 (平成29年7月9日)

東経139度49分05.03秒、北緯35度06分22.95秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
勝山漁港から1.1km程沖合の浮島の山の上に鎮座しています。

昔は浮島を鵜来島とも書いたそうで、確かに島の裏側は鳥の糞で汚れてたから鵜が生息してそうな感じがする島です。毎年勝山合同祭の二日目に浮島への渡船が行われているが、四年前に来た時は波が高いから接岸中止で、この日は風も無く波が穏やかそうなので来てみたら、またもや接岸上陸はしないとか。話が変なので地元民風な人に聞いてみたら、数年前から渡船は中止してるとの事で、かなりガッカリさせられてしまいました。現在は島を周遊するだけで遠くから見るだけなら可能です。浮島は現在個人の所有する島なので、祭り期間中でも上陸、撮影など禁止だそうです。調べてみたら2009年は上陸してますね。これが最後の上陸だったかも?

御祭神 景行天皇・日本武尊・弟橘姫・磐鹿六雁命

由緒
古老言う「岩角崩壊の際、多くの古土器が出現したことがあり、景行天皇行幸のみぎり、御親祭に用いられた祭器である…。又もと藩士岡田文左衛門、かつて古土器を得、家宝としていたが明治31年6月浮島神社に奉約した」と。神鏡一体は天皇の奉約とも伝える。安房志によると全島すべて神社境内であったが、明治6年土地制度改正の際境内区由を確定し、同村平井家に山林2筆合2町2畝16歩を払下げられ、残る境内地4畝20歩余は加知山3区の持。神社は加知山神社の末社となり、管理届かず、草木の茂るにまかせ、ほとんど荒廃に近かった。大正6年10月30日平井家から藤波芙蓉(恒吉)家に譲られ、昭和23年9月平田家の所有となる。昭和初年海水浴客の来遊しきりなる頃、この島に観光の施設を設け開発をはかった事もあったが、不幸にして大戦により中止、戦後は夏期遊覧船の発着があるが、島内の開発はなお行なわれていない。昭和37年10月島上に燈台一基を建設、船舶出入の安全をはかっている。
(以上 鋸南町役場公式サイトより一部抜粋)

浮島全景

出港

あと少し

大ボッケ島?

一の鳥居

二の鳥居

島の裏側