愛宕八坂神社

我孫子市布佐2036 (平成23年7月24日)

東経140度8分15.91秒、北緯35度51分9.47秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
成田線(我孫子支線)「布佐」駅より徒歩15分程の所、国道356に面して鎮座しています。他三方は住宅に囲まれています。家との境がなく境内と庭との区別がつきません。蛟蝄神社は当社より徒歩1時間程の所にあります。

御祭神 天之迦倶土命(愛宕神社)・素戔嗚尊(八坂神社)

御由緒
愛宕神社は、火防の神といわれ、竹内神社の元宮である。茨城県利根町文間郷の蛟蝄神社(こうもう)(我孫子市史では、みずち)神社と由縁があるといい、大宝3年(703)創建と伝えられている。
愛宕神社の根本社は京都嵯峨の愛宕大権現で、そこでは早くから修験者が関与し、神仏習合の信仰が行われていた。
勝軍地蔵を本地仏として武家の崇敬を集めたのもそのあらわれである。
布佐の愛宕神社の御神像が馬上神のお姿といわれているのも、それと同じく勝軍地蔵であろう。当社の境内に「別当地蔵院」「別当大乗院」と書かれた石祠をみるのも、山伏修験が関与していたものである。
宝暦13年(1763)の布佐村の村鑑には「愛宕山別当、東山方山伏真宗大乗院、御除地屋敷壱畝15歩、是ハ寛永7年(1630)、本田検地之節御除破下候」とあって、修験の存在は江戸時代の初期にさかのぼる。
八坂神社は、愛宕神社の東方にあった牛頭天王社で、4月に祈祷ばやしが行われていたという。それが、利根川の改修と街道筋の変更にともなって、愛宕神社に併合され、今に至っている。
我孫子市史 民族・文化 より

参道入口

拝殿

拝殿前、構えの狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

社額

本殿


境内末社

国道より