産宮神社(うぶみや)

南あわじ市松帆檪田103(平成19年3月26日)

この神社は適当な目標がありません。でも比較的有名な神社ですので、地元で尋ねて戴ければきっと判ると思います。

御祭神は第18代反正天皇。『日本書紀』によると、仁徳天皇の子で、ここ淡路宮でお生まれになったと言う。何と!仁徳天皇がここまで狩りに来たと言う。しかも皇后磐之媛をつれて。この地で御出産あそばされた位だから、おなかも相当大きかったと思われます。普通そのような人をつれて狩りに来るだろうか?。の磐之媛命は葛城襲津彦の娘だと言うが、そうだろうか?。きっと磐之媛はこの地の豪族の女「むすめ」だったのでしょう。遊猟と言っても獲物は動物でなかったりして・・・。

これが反正天皇の産湯に使ったと伝わる瑞井。由緒書きによれば、この池の表に虎杖の花が舞い落ちたそうだ。皇子御姿麗しく御歯も美しくあらせられ、御名を虎杖「イタドリ」の古名多遅に因みて多遅比歯別天皇と称されり・・・・。

現在も安産の神様として信仰を集めているようです。

社号標と神社入り口。

境内入口、拝殿と狛犬。

団栗眼の浪花狛犬が参道に控えています。拡大写真はこちら。

(文政11年(1828)11月吉日建立)

優雅な流れ造りの本殿。