伊勢久留麻神社(いせくるま)

淡路市久留麻2033(平成19年3月25日)

この神社は、淡路島の東岸を南北に走る28号線と、島を横断する71号線の交差点のすぐ南に鎮座しております。何と、伊勢神宮と同緯度線上、北緯34度32分に大和の箸墓古墳を挟んで反対側に鎮座すると言う。因みにこの線上に伊勢神島、伊勢神宮、伊勢斎宮、室生寺、長谷寺、三輪山、二上山、伊勢久留麻神社、石上神社と目白押しに並んでいます。

伊勢久留麻神社の由来

伊勢久留麻神社は、遠く伊勢ノ国久留真より勧請せるものと言われ祭神は大日霊貴尊と称され敏達天皇の頃(五七二〜五八五)と言われ、延喜式(九二七年完成)には淡路十三社の三番目に明記されているその為淡路イザナギ神宮を一の宮としこの神社は、三の宮とも言う。

昭和五十五年二月十一日建国の日にNHKテレビが特別番組として、「知られざる古代〜謎の北緯三十四度三十二分を行く」で西のお伊勢さんとして紹介したので俄然全国的にも有名になったものである。

拝殿

伊勢神宮には狛犬が居ませんがここにはしっかり居ます。如何にも淡路らしく穏やかな狛犬です。拡大写真はこちら。

(石工 七兵衛文政12年(1829)建立)

拝殿より見る本殿。

本殿前にお住いの狛犬。悪戯盛りのガキのような雰囲気です。

脇障子の彫刻

本殿

拝殿の彫刻と飛び狛、鬼瓦。

本殿左右の末社。

弁天さん、愛宕さん