十和田神社

十和田市奥瀬字十和田14(平成20年5月初旬)

東経140度53分45.13秒、北緯40度25分48.03秒に鎮座。

【狛犬情報・maechanさんより】

 御祭神:日本武尊
 例祭日:7月3日、旧5月15日
 境内末社:5社
 由緒:社伝によると大同2年(807)の春、坂上田村麿がここに一社を建て、日本武尊を祀ったのが始まりといわれています。
 後、荒廃していたのを建武元年(1334)北畠顕家の奥州下向に際しこれに従って当地に来た甲州南部氏が、甲斐の国・白鳥の宮の御祭神・日本武尊の神霊を遷して再興し、藩費を以て維持運営。毎年代参拝礼の儀があり、隆盛を極めました。古くは熊野権現、青龍権現の名で知られていました。
 明治6年社領を没収され、維持経営に困難しましたが、 昭和16年10月25日本殿を改修し、幣殿、拝殿、社務所を新築しています。
(神社名鑑参照)

社号標 休屋奥 神社入口
神社入口にいる昭和42年生まれ、個性派江戸流れ狛犬
(昭和42年10月吉日建立)
参道に建つ白木の両部鳥居
境内入口の台輪鳥居と狛犬
境内入口にいる昭和2年生まれ、老成した感じの江戸流れ狛犬
ギリシャ神話の神々のような雰囲気を持つ顔つきで、やや猫背の背に長い鬣が覆い被さっています。前足には筋肉の盛り上がりを示す筋が何本か付けられており、尾も大きく盛り上がった渦の先を長く流しています。南福島の狛犬と似ています。
(昭和2年旧5月15日建立)
大きく荘厳な拝殿には煌びやかな彫刻が彫り込まれています。
拝殿前 大正15年生まれの痩せ形狛犬
この社の狛犬の中ではこの子達が一番年長で、前足を突っ張り、背筋をすっと伸ばして斜め前方を見渡しています。
(大正15年旧5月15日建立)
御厨ヶ浜に浮かぶ島。この島にも祠が見えます。
十和田湖畔と乙女の像
新緑の奥入瀬渓谷