箭根森(やのねもり)八幡宮

下北郡佐井村佐井八幡堂37 (平成24年7月28日)

東経140度52分04.86秒、北緯41度25分43.93秒に鎮座。

この神社は、佐井村役場の東500m程の辺り、八幡堂の街中に鎮座しております。

この「箭根森八幡宮」の”箭根森”の名は宮内から数多く出土した箭根石(矢じり)に由来すると言われています。そしてこの石は魔除け、厄除けのご利益があるとされますが、一度に二個以上持ち帰ると天罰が下るといわれています。私も一個だけ戴いて来ました。

御祭神 誉田別尊・息長足姫尊・比売大神・月讀尊

由緒
創建年不詳。延宝2年(1674)南部藩第4代藩主南部重信公によって再建されたと伝えられる。元禄9年(1696)神輿渡御が行われ現在まで続く。宝永年間(1709年頃)海上安全の神として月讀尊が相殿に合祀される。明治6年(1873)現在の本殿・拝殿を建立。昭和51年幣殿を増築。平成4年より神輿渡御300年祭事業として、内・外壁修理、手水舎の改築、参道の整備等を行い、平成7年に神輿渡御300年祭記念大祭が執行される。
神社に伝わる「箭根森八幡宮縁起」によれば、康平5年(1062)奥州を平定した源頼義は、人々の依頼により尻屋に住む悪鬼を退治に来るが、悪鬼は手強く頼義は苦戦をしいられる。そこへ白衣の神が現れ神矢を放ち悪鬼を退治する。頼義は神功に感謝し、悪鬼を退治したとき用いた箭根石(矢じり)が出土する霊地があると聞き、神殿を造営し八幡神を祀り永久に国家の守護神となることを願った。この神殿は境内より箭根石が出土することから、箭根森八幡と称されたと記されている。
この箭根石は魔除、厄除の御利益があるといわれ人々から崇められている。多くの参拝者が箭根石をお守りとして持ち帰っているが、1度に2個持ち帰ると天罰が下ると言い伝えられている。
境内由緒書き より。

箭根森八幡宮公式サイトはこちら。

参道入口

二の鳥居

三の鳥居

境内

参道手前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

岡崎型狛犬

(昭和56年(1981)辛酉11月15日建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(安政5年(1858)戊午8月15日建立)

狛犬と象

拝殿内部

本殿覆屋


末社

末社

御神木