下北郡風間浦村易国間 (平成21年9月24日)
【神社情報・gamanさんより】
場所は大間町の隣、風間浦村です。村役場の東側、約200mのところにあります。大きな鳥居が国道279号線沿いに立っており、急な階段を登っていくと、涼しげな木陰に入りほっとします。高台からの景色はすばらしく、非常にきれいな海が見えました。
ここには2組の狛犬がおり、2組とも台座がコンクリートで、年代不明でした。また拝殿前の狛犬の下手側には妙な石のモニュメントがあります。蛇が鎌首を上げているように見えますが、正体はわかりません。由緒書きが無かったので、詳しくは不明です。
御祭神 素盞鳴尊
例祭日 九月十七日
由緒
延宝六年勧請造立後元禄四年七月、宝永二年秋、慶応四年九月再建。明治六年五月村社に列せられ、同年桑畑村湯ノ上鎮座八幡宮を当神社に合祀、同七年八幡宮を分祀する。明治四十年四月十九日神饌幣帛料供進神社に指定される。昭和二十五年一月三十一日国有境内地譲与許可される。
青森県神社庁公式サイトより。
神社遠景。右手上の赤い屋根が社殿でしょうか、旧住所は下北郡風間浦村易国間字家ノ上。正に家の上に鎮座しています。
一の鳥居正面と上より。
二の鳥居
狛犬と拝殿
手前の狛犬は構えで見返り。渦巻く尻尾等、変わっていますが、不敵な面構えと堂々とした体等、素晴らしい出来栄えかと思います。拡大写真はこちら。
本家よりやや太めな笏谷狛犬。何故か阿吽で尻尾の形が異なります。拡大写真はこちら。
龍の額と木鼻の狛犬
境内の末社
末社と手水舎
拝殿前の妙な石のモニュメントと笏谷狛犬
嘗てこの地に易国間神社があったようです。因みに地名は「いこくま」と読みます。
境内より見る津軽海峡