下北郡風間浦村蛇浦赤平24 (平成24年7月28日)
東経140度58分12.64秒、北緯41度30分05.80秒に鎮座。
この神社は、風間浦村役場の北西3km程の辺り、蛇浦の街外れに鎮座しております。
御祭神 倉稲魂命
由緒
その昔蛇浦は釜谷ヶ浦とも呼ばれ漁業の邑として開拓された。(年代については不明である)元来此の邑は、昆布、若芽、天草等海藻ならびに鮑、ウニ等が豊富に繁殖したことは有名である。また背後の山地は、巨大美林が海に迫り耕地にも恵まれ遠い祖先の親達は人情に厚く釜谷衆と親しまれ平和に栄えた。
邑人達は海の幸、山の幸は産土様のお授けによる恵みとして心深かく感謝し子孫繁栄を祈り折戸山とならんで此処赤平坂に稲荷神社を建立したのが貞享3年(1686)であった。
明治6年(1873)一村一社の令によって翌明治7年両社一体とし村の弥榮を祈願し折戸山を奥の院として祀り(下北半島史による)社号を折戸神社と定めた。
毎年8月大祭には折戸山の社から4粁の行程を厳粛に行列を整え神楽囃子も賑かに御神霊の渡御を御迎えする祭事は全國的にも類なき神事とく歴史家の評讃を呼ぶところである。
社は長年の風雪に朽ち果て修築の功なく折戸山の社は昭和47年8月に此処赤平坂の社は昭和52年氏子の総力を注ぎ現在地に神明造りにて着手。翌53年4月22日(旧3月15日)大願成就落成による御開扉拝観の儀式が近時稀なる盛大祭事が執行され、今日に及んだものである。
境内由緒書き より。
神社入口
境内
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿
本殿覆屋
末社