三嶽神社
三戸郡新郷村西越林前62-2(平成24年7月25日)
東経141度12分04.74秒、北緯40度26分12.85秒に鎮座。
この神社は218号線沿いに参道の入口があります。参道入口には一の鳥居と社号標が立ち、北に向かう参道は曲がりくねった坂道となります。その坂道の途中右側に二の鳥居が建立され、北西に向かって石段の参道が続き、途中、武家の格好をした随神さんが居られる神門が建立されています。境内入口には三の両部鳥居が立ち、優しい姿の狛犬が護る綺麗な拝殿には、素盞鳴命の八岐大蛇退治が彫られた目貫彫刻や木鼻の狛犬・象などの彫刻類が見られます。本殿は覆い屋の中で流造の優雅な姿を垣間見ることが出来ます。その他、ご神木の大銀杏も豊かな杜の中でも一際目立つ存在となっています。
御祭神:倉稲魂命、豊受大神
祭礼日:八月十六日
境内社:気比神社、辨財天大神尊
由緒:前略…長政不運にして織田信長の為に亡なり家臣散々なるとき兄弟又協議して曰く此後将を尋ね附属すると雖長政の如くなるときは身の固る所なく路頭に迷う事あるべし今の内に武を捨て農商に帰し命を全とふして時節を待つに不如と四人一処にあるよりは望む方へ趣き事有時は旧国に集合すべし迚長男は能登国に二男は出羽の国三男は奥羽四男は松前を心さし下るといふ三男尾形大三郎は南部三戸郡西越村へ居信す開墾の望みあり同村の支村豆田(間明田)は同人の開き地なり西越村へ神社を建立祖先姥ヶ岳大蛇を祀り氏神と崇めたりといふ二代目尾形大次郎といふ此代に至り西越村本支南部家臣の給所となる国主の命令不待との一事にて同村を立退き三戸郡田戸村字清水頭に居住外平という支村は同氏の開墾地なり家屋敷続きに堂宇を建立姥ヶ岳蛇身を祀り氏神と崇めたりその姥ヶ岳神社の後地に西越三嶽神社は建立なされ御祭神倉稲魂命豊受大神祀られております西越のお祭りには尾形家より清酒一駄馬にて奉納された由であります
(「西越三嶽神社由緒」より)
本神社は三嶽山藏王権現と称し、 神社設立の際、 三嶽神社と改称し、 昭和二三年四月、
無償にて境内地の譲与を受ける。
(「青森県神社庁公式サイト」より)
218号線沿いの参道入口 |
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参道入口に立つ一の両部鳥居 |
社号標 |
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入口に居る岡崎現代型狛犬 |
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参道の様子 |
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二の台輪鳥居 |
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石段の参道 |
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神門 |
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昔映画で見た赤穂浪士のような装束の随神さん。武家の格好をした随神さんは始めてみました。歌舞伎の「大見得」を見ているようです。 |
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石段の参道 |
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境内入口に立つ三の両部鳥居 |
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境内の様子 |
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拝殿前、大正14年生まれの狛犬
体中に長い毛の流れが見られる優雅な狛犬です。青森県では初めて見る、独創的な良い狛犬ですね。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(陸奥一戸町 中村藤士作 大正14年(1925)旧8月建立) |
入母屋造りの拝殿 |
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拝殿目貫彫刻・素盞鳴命の八岐大蛇退治? |
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拝殿木鼻・狛犬と象 |
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拝殿に掛かる額 |
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本殿覆い屋 |
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流造の本殿 |
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境内社:気比神社 |
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境内社:辨財天大神尊 |
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忠魂碑 |
社号標 |
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鎮守の杜 |
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ご神木・大銀杏 |
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