天満宮

三戸郡五戸町切谷内金山川原39(平成24年7月25日)

東経141度21分15.06秒、北緯40度32分44.41秒に鎮座。

 この神社は切谷内小学校の西約600mに鎮座しています。道路に面して朱の鳥居が立つ参道入口があり、北に向かって参道が続きます。参道途中に「村社天満宮」トキされた社号標と二の両部鳥居があり、境内入口に三の両部鳥居が建立されています。静かな境内には面白い狛犬がおり、千鳥破風付き入母屋造りの拝殿・神明造りの本殿を護っています。

 御祭神:菅原道真命
 祭礼日:8月25日
 境内社:金毘羅山大権現
 由緒:創立享和三癸亥年 (一八〇三) 七月二十五日。 明治六年 (一八七三) 十月十四日村社列格。
 上北郡七戸在、 長兵衛屋敷からここ切谷地に新井山長作が宅地内に奉祀したのがはじまりである。
 文政の始め、 北側後五戸川の氾濫により、 崖を削られ社は無論、 村全滅の危機に瀕している時、 金山坊なる旅の僧が、 崖の流矢と村人の守護を願い、 自らを人柱としてその身を投じ村を救った。 然して村民挙げて金山坊を讃え、 この地を金山川原と呼び後世に語り継いだ。 そしてここに天神様を奉遷し、 金山の氏神として祀り、 現在に至っている。
(「青森県神社庁公式サイト」より)

参道入口と一の神明鳥居
社号標「切谷内天満宮」 鳥居に掛かる額
参道の様子
参道途中に立つ二の両部鳥居 社号標「村社天満宮」
参道の様子
境内入口に立つ三の両部鳥居
境内の様子
境内にいる建立年代不明の狛犬
一応尾流れですが、首のない上半身が目立つ、面白い狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
千鳥破風付き入母屋造りの拝殿
拝殿目貫彫刻・龍
拝殿木鼻・狛犬
拝殿に掛かる額
拝殿内の様子
神明造りの本殿

金毘羅山大権現