神明宮
三戸郡五戸町神明後27(平成24年7月25日)
東経141度18分24.14秒、北緯40度30分58.48秒に鎮座。
この神社は五戸署の南南西約600mに鎮座しています。
住宅の間に参道入口があり、木製鳥居と社号標が立っています。境内へは石段の参道を40段ほど上りますが、境内の入口と奥に嘉永7年建立の狛犬が二対見られます。広々とした境内に忠魂碑、右奥に入母屋造りの拝殿、神明造りの本殿が建立され、鎮守の杜手前には7月も末というのに未だ紫陽花が咲いていました。
御祭神:天照皇大御神
祭礼日:9月11日
由緒:宝永二年 (一七〇五) 九月十一日当地の豪士開拓者、 木村與市氏が社殿を建立したといわれる。
正徳五年 (一七一五) 六月五戸町大火の際類焼。 享保三年 (一七一八) 九月十一日、
氏子三浦喜八郎氏の盡力によって氏子からの寄附金により再建されたが、 再度明治十七年十二月九日の五戸大火により類焼した。
明治四十一年九月十一日再々建立し今日に至る。
南部藩より社領二石を賜はって居る。 大正四年七月十三日幣帛供進神社として指定を受け、 昭和二十四年九月三十日国有境内地一二二四・五坪を神社社有地として譲与許可され現在に至る。
(「青森県神社庁公式サイト」より)
社頭 |
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社号標 |
参道入口に立つ木製の神明鳥居 |
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石段参道の様子 |
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境内入口 |
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境内入口にいる嘉永7年生まれの狛犬
上半身に埋もれるように平面的な顔が彫られています。太い前肢、お尻から背にかけて張り付いた半長円の尾、有るか無きか微妙な後ろ肢。でもこんな狛犬を見ると嬉しくなってしまう私が居ます。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(嘉永7年(1854)甲寅建立) |
境内の様子 |
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境内奥にいる嘉永7年生まれの狛犬
こちらは形としては「江戸尾流れ」ですが、逞しい身体に小さな顔。一戸在の石工さんが彫った様ですが、御当地狛犬らしくて良いですね。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(石工・一戸 吉六 嘉永7年(1854)甲寅9月吉日建立) |
社殿の建つ境内へと上がる石段参道 |
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入母屋造りの拝殿 |
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拝殿に掛かる額「大神宮」 |
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拝殿内の様子 |
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神明造りの本殿 |
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忠魂碑 |
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7月も末というのに未だ咲いている紫陽花 |
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鎮守の杜 |
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拝殿前から見える五戸の町並み |
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