三戸郡五戸町根岸 (平成21年5月7日)
東経141度17分37.7秒、北緯40度31分46.8秒に鎮座。
【神社情報・gamanさんより】
場所は五戸町にあり、青森県立五戸高校の北側です。ここの特徴はなんと言っても拝殿にあります。どこを見ても龍、龍、龍・・・龍だらけです。
なぜこんなに龍の彫刻があるのか、由緒書が無かったのでわかりませんが、龍といえば水神と密接な関係にあると思われるので、農民たちが雨乞いなどをここの神様にしたのかもしれません。
拝殿前にはちょっと太目の狛犬がいました。昭和10年8月15日です。終戦のちょうど10年前です。
御祭神 誉田別命
例祭日 九月十五日
由 緒
元暦年間刀工月山は湯殿山中に於いて異人に逢って誉田別命・玉依姫・神功皇后の三体の御神体を御授りになった事に縁起しているといわれる。永正三年 (一五〇六) 南部家城代木村杢氏が武運長久、国土安全のため神社を建立し、神功・燈明料を寄附したことによって、刀工その他の業を廃し宮守となって爾来世襲神主として奉仕する。安永四年 (一七七五) 八月十五日南部大膳大夫利雄公が武運長久子孫繁栄のため御開帳の儀があり、地方の民等の尊崇が非常に厚かったと伝えられている。
昭和二十二年四月二十三日神社制度改正により、 宗教法人の届出をして現在に至る。
青森県神社庁公式サイトより。
五戸高校の北西角に立つ社号標と一の鳥居。参道はこの先左に曲がり境内となります。
二の鳥居
参道の石段
境内入り口の三の鳥居と狛犬
逞しく力強い昭和の狛犬
(昭和10年(1935)8月15日建立)
拝殿
確かに素晴らしい龍の彫り物です。
脇障子の龍
脇参道入り口
脇参道を守る浪速狛犬
(文久2年(1862)4月15日建立)
33観音や薬師堂への入り口
今でも33観音がそろっているのでしょうか。
青い建物が薬師堂。手前は不明。
薬師堂の龍と狛犬
不明の末社