深浦町神明宮

西津軽郡深浦町深浦(平成14年8月27日)

この神社の入り口にはご神水が湧き出ており、トヨの水としてとても有名なようです。地元のおじさんがこの水をおいしそうに飲んでいました。

トヨの水、水汲み場

鳥居として四角の柱をこの様に組み合わせるのはとても珍しい。

境内と社殿

御祭神 天照大日靈命
伊弉諾命
伊弉冉命
例祭日 八月一日
由 緒
 寛永十一年 (一六三四) 津軽二代藩主信枚が海上航行の安全と国中安泰祈願のため、吾妻館に勧請。元禄十一年 (一六九八) 四代藩主信政が、吾妻館の宮遠きに付き、中沢鎮座熊野宮に遷座神明宮となり、熊野宮も合祀。
 しかし、西海岸の豪族であった葛西木庭袋伊豫守頼清が吾妻館を築いた時、木庭袋氏の内神である御伊勢堂を祀り建立 (神明宮) とあるから、一五〇〇年代から吾妻館の館神として祠はあったものと推察される。社家となっての初代木庭袋若宮大夫平信貞慶長十八年 (一六一三) 中沢熊野宮社司となるとあるので、寛永十一年は二代木庭袋時大夫の時代に津軽藩主信枚が再建のような形で勧請し、四代信政の時代に現在地に遷宮熊野宮も合祀したものと思われる。この拝殿が明治六年に深浦小学校として使われたそうである。総欅の本殿と広い境内地を持ってる。
(青森県神社庁HPより)