西津軽郡鰺ヶ沢町浜横沢町椛ノ沢21 (令和6年7月15日)
東経140度13分56.96秒、北緯40度43分02.17秒に鎮座。
この神社は、JR五能線・鰺ヶ沢駅の南5km程の辺り、椛ノ沢の街外れに鎮座しております。
御祭神 武甕槌神
由緒
津軽初代藩主為信公の命によって西浜代官を勤め、中村の新田開発にあたった斎藤掃部介が、武運長久・五穀豊穣祈願のため、当社を建立したのが天正13年(1585)と伝えられている。以来村中でこれを崇敬し社殿の再建や修覆をしてきた。正徳元年(1711)の「寺社領分限帳」に当社の名がないが、察するところ一祠として村民が守り続けていたものであろう。
明治初年の神社統廃合によって「香取神祭神布津主命 浜横沢支村小野畑より遷し奉る」となって、中村久須志神社に合祀された。後に旧に復して再び小野畑に祀られ、明治15年(1882)4月20日寄棟造り9坪の拝殿が再建され、さらに明治41年(1908)4月15日、1坪5合の流破風造りの本殿を再建、今日再び氏子長年の宿願だった拝殿の再建が成就した。
現在の祭神武甕槌神は、布津主神と共に、天孫瓊瓊杵尊の降臨に先立ち、天照大神の命をうけて、出雲の大国主命、諏訪の建御名方命らを従えたと伝えられている。このことによって両神は武神として、とくに東国地方の武士の信仰が厚かったという。
境内由緒書き より。
参道入口
参道
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和8年(1933)8月3日建立)
拝殿
拝殿内部
本殿
境内社
御神馬