むつ市大畑町炭焼沢3-2 (平成24年7月28日)
東経141度07分46.99秒、北緯41度26分21.86秒に鎮座。
この神社は、市役所大畑庁舎の北西5km程の辺り、炭焼沢の街外れに鎮座しております。
御祭神 武内宿禰
由緒
延宝2年(1674)9月坪長右衛門が勧請した。寛文9年(1669)2月の中ごろ、大畑の本町に住んでいた坪長右衛門が木野部の大沢で材木を伐りだしたが、その年は雪の降るのが遅れ、材木を運びだせず困っていた。
そこで、山神に「どうか雪を降らせてください。願いを聞いて頂ければ、小さな社を建て神をお祀りします。」と祈願したところ。翌日から雪が降り材木を運びだすことができた。
その後、坪長右衛門が、すっかり山神との約束を忘れていたところ、ある日突然息が絶えてしまい、家族が葬式の用意をしていたところ息をふき返した。長右衛門によると神様が、自分の枕元に現れて「以前私と約束したことを果たせば命を延ばしてあげる。黒森山に小社を建てるか。」と話しかけられ、約束をしたところ息をふき返したのであった。
その後、長寿・延命の神として、また漁師の人たちには、船酔いに御利益があると信仰されている。現在の社殿は、昭和62年9月に再建されている。
境内由緒書き より。
境内入口
参道
境内入口
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治37年(1904)建立)
拝殿
鶴
龍
狛犬と象
拝殿内部
本殿覆屋
本殿
末社
末社
津軽海峡