むつ市大畑町小目名村 (令和6年7月22日)
東経141度07分34.76秒、北緯41度23分19.34秒に鎮座。
この神社は、JR大湊線・大湊駅の北北西16km程の辺り、小目名村の街外れに鎮座しております。
御祭神 大山祇命
由緒
貞享元年(1684)大山祇神(山神)を祀って山岳信仰の普及と衆生を願った。翌年小目名村の新山弥兵衛が観世音(観音様)を勧請し、江戸時代までは小目名観世音と言っていたが、明治の神仏分離令により大山祇神社と改め現在地に祀られた。
むかし大畑川を辨財船・北国船や平田舟(作物や荷物を積む舟)が小目名までのぼったという。川霧の深い夕方や晩には観音様が燈台のように光を放って船人を助けてくれたといわれている。また、天保9年(1838)羽色山の山火事は4日3晩燃え続け、火は観音堂を焦がしたが、中に安置されている観音様は不思議にも延焼をまぬがれた。
大山祇神社の例祭に参加している小目名大神楽は約300年前に伝承されたと語り伝えられており、例祭や正月には各家々を門打ちして歩き、獅子頭は権現様として住民に広く信仰されている。
境内由緒書き より。
参道入口と社号標
参道
三の鳥居
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿
神額
拝殿内部
本殿覆屋
境内社