春日神社

むつ市大畑町湊村158 (平成24年7月28日)

東経141度10分10.29秒、北緯41度24分25.89秒に鎮座。

この神社は、むつ市の北12km程の辺り、大畑町湊村の街中、大畑川河口近くに鎮座しております。

御祭神 天児屋根命

由緒
慶安2年(1649)修験者大蔵坊が現在地に春日明神堂(観音菩薩石仏)を勧請したとされている。
延宝2年(1674)に大畑湊が桧材積出し港として指定されてから大阪、江戸、北陸方面の回船辨財船、北前船が往来し海上安全、商売繁盛祈願を行っていた。
文化2年(1804)江戸、松前、北陸の信者や、湊の船持商人、山師、氏子たちが今まで西向きの本殿を東向きに変えるなどの普請修復を行っている。
文化6年(1809)大畑の商人や船主が神輿を奉納したが、この創作飾りは荘厳華麗ですばらしく下北半島随一と評判であった。
文化11年(1814)南部藩主利敬公が神輿を拝見したいと要望され、三戸まで御旅をして藩主が高覧になったが、造り飾りが社格に合わないという理由で返還されなかった。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正9年(1920)5月吉日建立)

拝殿

本殿覆屋


奉遥拝金刀比羅宮

一体だけの先代様