少名彦神社

黒石市板留宮下19 (平成21年7月23日)

東経140度41分14.85秒、北緯40度36分11.50秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・黒石ICより十和田湖方面へ向かう102号線を5km程ゆくと黒石温泉。その黒石温泉の東外れの高台に、温泉街を見下ろすように鎮座しております。

御祭神 少名彦命
例祭日 七月八日

由緒
寛永元年(一六二四)八月中旬、花山院忠長卿が鶴泉へ御温湯治なされる折り、天気も宜しいので川狩りをなされては如何かと申し上げたところ、『温泉があると聞く、入ってみたい』と仰せられた。そこで、『川上に家が三軒あり、川原の湯の出る処と水が入り交わる処に板三枚を立て、湯が入るようにしては如何でしょうか』と申し上げた。湯加減も良く小瘡に殊の他効き、眼にも大変良い。そこで、忠長卿は此処を板留と名付けられた。その後、湯の効能に感じ、御使者を遣わされ薬師の神を建立致すべき旨仰せつけられ小堂建立となった。元禄元年(一六八八)四月八日堂宇村中にて再建、更に宝永元年(一七〇四)九月中にて再建す。享保十四年(一七二九)七月堂宇修理、文化十三年(一八一六)三月、大国主命を薬師堂内に勧請するも明治四年神社御改正に付き、同六年五月八日中野神社へ合祭する。同八年三月復社願いの上村社に列格となる。
青森県神社庁公式サイトより。

神社入り口と社号標

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正15年(1926)旧7月8日建立)

本殿