三嶋神社

黒石市三島宮本132-2 (平成21年7月23日)

東経140度37分25.30秒、北緯40度39分58.40秒に鎮座。

この神社は、弘南鉄道黒石駅の北東4km程の辺り、三島地区に鎮座しております。

御祭神 大山祇神
例祭日 八月三日

由緒
当社は三嶋明神の御神霊を安置し、永禄年間 (一五五八〜一五七〇) に社殿五間四面の大社にして殊に壮麗を極めたが、天正年間 (一五七三〜一五九二) 千如房と申す修験者が別当の時、失火の為社殿を焼失した。その後、多門坊という修験者が別当となるが、卯の年の飢饉にて人々死に絶え、一時御尊体を土上に安置し仮宮を建て祀る。慶長年間 (一五九六〜一六一五)、津軽藩祖為信公が越後国川中島へ御国替を命じられた時、多門坊は御国替なきよう願い、神社へ籠り誠心を尽くして祈念する処、遂に御国替赦免仰せ付けられたと云う。依って多門坊は御報礼申し上げようとするも、家計不如意の為、久しく報恩叶わず、慶長三年 (一五九八) 三月三日、社殿再建の上奉遷し今日に至れりと云う。明治初年の改革により大正二年八月二十六日村社に指定され神饌幣帛料を供進される。更に昭和二十一年に至り国有境内地譲与申請の処、昭和二十五年十月十七日無償譲与となる。
青森県神社庁公式サイトより。

社号標と一の鳥居

参道

境内入り口に立つ二の鳥居

境内

最初の岡崎は無視。二番目の素朴な津軽半構え。拡大写真はこちら。

(昭和41年(1966)8月3日建立)

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治22年(1889)12月3日建立)

拝殿

本殿

三社大神。(薬師宮堂・神明宮堂・馬頭観音堂)